August 07, 2009

リサーチ手法の分類と実査手法

■リサーチ手法

定量調査
 - 質問紙(アンケート)
 - 面接法

定性調査
- グループ・インタビュー(フォーカスグループ、座談会)
- デプスインタビュー

観察調査

評価グリッド法
1. オリジナル評価項目の抽出
2. ラダーリング
3. 評価モデル作成(評価構造モデル)

レパートリーグリッド法(面接評価手法)by G.A.Kelly
ポストモダン・アプローチ
- 投影法
- フォトエッセー

覆面調査(ミステリーショッパー)


■実査手法

・訪問面接調査
・訪問留置調査
・郵送調査
・電話調査
・インターネット調査
・会場調査
・街頭調査(CLT)
・ホームユーステスト
・FAX調査
・現地調査
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マーケティングリサーチとは?

マーケティングリサーチまたは市場調査とは、マーケティングの一環として、顧客のニーズ・ウォンツをリサーチすること、またその手法のことです。

マーケティングリサーチの意義は、企業などの組織が、商品・サービスを提供するために、顧客を知り、顧客にあった商品・サービスをつくることで、様々な経営資源を効率的に運用できることです。 この顧客を知る活動がマーケティングリサーチなのです。

商品・サービスの享受者である顧客(消費者など)側からみれば、マーケティングリサーチが行われることで、自らの望む商品・サービスを利用することができるようになり、欲しくない・必要でない商品などの開発による無駄なコストが価格に転嫁されることを防ぐというメリットがあります。

マーケティングリサーチは、このように顧客から企業への情報の流れをつくる活動のひとつであるが、「お客様相談センター」などが、顧客側から企業へアプローチされるのに対し、マーケティングリサーチでは、企業の側から顧客へアプローチし、顧客側の情報を得るのが特徴です。 この特徴により、「自分から進んで文句を言わないが行動で示す(商品を買う・買わない)」ような多くの顧客の意見を商品・サービスに活かすことができるのです。

マーケティングリサーチは、顧客から企業への情報の流れをつくる活動のひとつでありますが、「お客様相談センター」などが、顧客側から企業へアプローチされるのに対し、マーケティングリサーチでは、企業の側から顧客へアプローチし、顧客側の情報を得るのが特徴です。 この特徴により、「自分から進んで文句を言わないが行動で示す(商品を買う・買わない)」ような多くの顧客の意見を商品・サービスに活かすことができます。
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March 22, 2009

各定性調査手法の特徴

前回は4種類の定性調査手法を紹介しましたが、ここでは各調査手法の特徴を説明します。

1.グループ・インタビュー

・グループインタビューには、「探索型調査」「構造・関連把握型調査」「説得型調査」の3種類があります。

・「探索型調査」は、予備的な調査として、課題や問題を発見したり、仮説を組み立てるために用います。ここで発見された課題や仮説の検証のために、後に定量的な調査が続いて用いられることがあります。

・「構造・関連把握型調査」は、定量調査などの結果をより深く理解するために用いられます。定量調査で得られた各データの関連性などが探索されます。

・「説得型調査」は、説得や問題意識の共有化を組織や部署内で測るために、実施します。グループ・インタビューの参加者と見学者の間で、認識の共有を測ることができます。

・また、質の高いグループ・インタビューを行うためには、「リクルート力」「モデレーション力」「分析力」が必要です。

・「リクルート力」は、調査目的を達成するために必要な対象者を設定し、招集する力です。対象者は、調査目的を明らかにするための情報を持っていることに加え、それをしっかりと表現できるといった方々である必要があるため、そのような方々を招集するには専門的な能力が必要になります。

・「モデレーション力」は、グループ・インタビューの司会者が、対象者から深い意見や感想などの情報を引き出す能力です。調査は基本的に決められたフローに沿って進められますが、司会者は、対象者が本音の意見を言いやすいように、その時々で質問の方法を変えたり、場の雰囲気を変えていく必要があります。

・「分析力」は、発言記録ををベースに、そのディスカッションで明らかになったことを分析し、レポートにまとめていく力です。定量調査のように事実をまとめるだけではなく、対象者の発言の行間などを読む必要があるため、専門的な力が必要になります。


2.デプス・インタビュー

・デプスインタビューも、基本的には、グループインタビューと同じような特徴を持っています。

・対象者と司会者が1対1となるため、対象者が緊張しないように、より意見を出しやすい雰囲気を作ることが重要となります。

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March 17, 2009

定性調査の手法

質的な調査を目的とした定性調査の主な調査手法を以下に紹介します。

1.グループインタビュー

・5人〜10人程度のグループを一室に集め、集団の意見を引き出しながら情報を集める

・司会者の用意したストーリーに沿って進められる

・通常2時間程度

・グループインタビュー専用の設備(マジックミラー、レコーディング)を備えた施設で実施することが多い


2.デプス・インタビュー (深層面接法)

・インタビュアーと対象者が1対1で深く踏み込んだ質問を行う


3.ケーススタディ

・企業や事業所を対象にヒアリングで実施する

・企業の対象組織の状況把握などのために用いられる


4.ミステリー・ショッピング

・調査員が身分を隠して商品の購入やサービスを受け、その評価を行う

・いくつかの種類の顧客(男女、年代、利用頻度別など)のシナリオを用意して実施する


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March 15, 2009

各定量調査手法の特徴

1.訪問面接調査

・調査員が直接インタビューを実施するため回答の精度・信頼性が高い

・調査資料を提示できるなど質問方法に一定のコントロールがきく

・住所情報を元にサンプリングを行うため、現実に近いサンプルが得られやすい


2.訪問留置調査

・対象者自身に回答を記入してもらうため、誰にでもわかりやすい調査票にしたり、事前説明資料などを作成する必要があるなどの手間がかかる

・比較的ボリュームのある質問票や、回答までに時間を要する質問に向いている

・家族と相談するなどの外的な要因を受けやすい

・住所情報を元にサンプリングを行うため、現実に近いサンプルが得られやすい


3.郵送調査

・対象者自身に回答を記入してもらうため、誰にでもわかりやすい調査票にしたり、事前説明資料などを作成する必要があるなどの手間がかかる

・家族と相談するなどの外的な要因を受けやすい

・サンプリングに名簿が必要であり、また、対象者に事前に調査承諾を得るなど、個人情報保護対策の手間がかかる

・コストが安い

・ダイレクトメールとの混在により協力率が低く、回答率が読みにくい


4.電話調査

・調査の所用日数が短い

・コストが比較的安い

・調査資料の提示ができず、調査時間が限られているので、内容の深いテーマやボリュームの大きいテーマには向かない


5.集合調査

・対象者の回答環境を一定に保てるため、回答の偏りを抑えることができる

・調査資料の数がない場合でも調査ができる

[プレリクルート法]
・対象者の出現率や調査にかかる時間が予測しやすい

[モールインターセプト法]
・調査期間が短くて済む

・低コスト


6.観察調査

・調査対象を客観的に評価できる


7.街頭調査

・調査ボリュームや調査場所が制限される

・調査資料が提示できる

・低コストで調査期間が短い


8.インターネット調査


・自由回答質問に対して、多くのコメントが得られる

・低コストで調査期間が短い

・出現率の低い対象者を見つけやすい

・低年齢層・高齢層を調査対象とした場合、サンプルの偏りが大きい

・対象者が調査慣れしていたり、懸賞目的のユーザの場合、サンプルの偏りが大きい

・インターネット上で調査が行われるため、調査の機密保持が難しい


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March 10, 2009

定量調査の手法

それでは今回は、量的データの取得を目的とした定量調査の手法を説明します。

1.訪問面接調査

【調査方法】
調査員が自宅や勤務先を直接訪問して1対1で調査票に沿ってインタビューを行う。

【サンプリング方法】
住民基本台帳や住宅地図などを利用する。代表性を保つために実際の人口の構成にあわせて、住所や世帯などからの抽出人数を調整する。

2.訪問留置調査

【調査方法】
調査員が直接、対象者を訪問して、調査票を渡して、対象者自身に記入してもらう。

【サンプリング方法】
住民基本台帳や住宅地図などを利用する。代表性を保つために実際の人口の構成にあわせて、住所や世帯などか

らの抽出人数を調整する。


3.郵送調査

【調査方法】
調査票を対象者に送付し、対象者自身に記入してもらう、返送してもらう。

【サンプリング方法】
個人名と住所の書かれた名簿を利用してサンプリングを行う。対象者には事前に調査協力の同意が必要。


4.電話調査

【調査方法】
電話でオペレーターが調査票に従い、対象者に質問をし、電話で回答を得る。
調査票の変わりに、プログラムされたコンピューター画面をオペレーターが読み上げ、直接コンピューターに対象者の回答を入力していくCATI(コンピューター・アシステッド・テレフォン・インタビューイング)も多く利用されている。

【サンプリング方法】
電話帳や各種名簿を用いる。
またそれらをもとに、コンピューターで電話番号をランダムに抽出するRDD法(ランダム・ディジット・ダイヤリング)などがある。


5.集合調査(CLT/セントラル・ロケーション・テスト)

【調査方法】
対象者を調査会場に集め、インストラクターの指示に従って、対象者に調査票に自分で記入してもらう。もしくは、1対1のインタビューの場合もある。

【サンプリング方法】
事前サンプリングの「プレリクルート法」と、会場近くでサンプリングを行う「街頭リクルート(モール・インターセプト)法」の2種類がある。


6.観察調査

【調査方法】
調査員が人や製品などの調査対象を観察して、事実を調査票に記録していく方法。
「通行量調査」や「価格調査」などがこの方法に含まれる。


7.街頭調査

【調査方法】
街頭で調査員が通行人にインタビューをする方法。
公道で実施する場合は、道路交通法により、事前に所轄警察署の許可が必要。


8.インターネット調査

【調査方法】
インターネットを利用して、コンピューターにプログラムされた調査票にしたがって、回答者自身に回答を記入してもらう。

【サンプリング方法】
専門機関が持つ調査協力モニターを対象として「クローズド式」と、懸賞等をその都度サイトに募集する「オープン式」がある。

posted by atfuji at 22:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 基礎知識

March 08, 2009

マーケティングリサーチの主な調査手法 ― 定量調査・定性調査

マーケティングリサーチには大きく分けて、定量調査と定性調査という2通りの手法があります。

この2種類の調査手法の違いは、調査の「目的」であり、定量調査は「量的な情報の取得」を目的としており、定性調査は「質的な情報の取得」を目的としています。

・定量調査の目的 ― 量的な情報の取得

定性調査の目的 ― 質的な情報の取得


したがって、定量調査のアウトプットは基本的に「数字」になります。一方、定性調査は、『〜のように回答した』『〜のような反応を見せた』など「言葉」で表される内容となります。

・定量調査のアウトプット ― 数字

定性調査のアウトプット ― 言葉


定量調査でもっともイメージしやすいのは、紙の質問票やウェブサイトに回答を記入していくアンケート調査かもしれません。定量調査の特徴は、アンケート調査のように、多くのサンプルを対象として、同じ調査内容を、同じ質問の仕方で回答をしてもらうということです。

定性調査の代表的なものは座談会となります。座談会では、モデレーターという進行役が、調査の対象者(以降、対象者と呼びます)となる参加者に質問をしていくかたちで調査が進みます。定性調査では、対象者の深い意見を引き出していくことが重要であるため、モデレーターは、その会で挙げられる意見や対象者の反応によって、質問の仕方や、場合によっては内容までも変更していきます。

・定量調査の質問方法 ― 常に同じ

定性調査の質問方法 ― 場合によって異なる
posted by atfuji at 13:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 基礎知識